宮島訪問税って知っていますか？

宮島は、広島県廿日市市にあり、言わずと知れた観光地です。

美しい景観、文化的な価値などから、一度は行ってみたい場所の一つです。

（中学校の修学旅行で行ったはずですが、大人になって行きたいです。）

その資源を守るためにも、多くの財源が必要ですので、2023年10月1日から「宮島訪問税」の徴収が開始されます。

納税義務者

船舶で宮島に訪問する人です。

ただし、住民・通勤者・就学者は対象外です。

また、未就学児・修学旅行で訪れた学生や関係者・障がい者等は、課税が免除されます。

税額は、次のいずれかを選ぶことができます。

①　1人1回分　100円

②　1人1年分　500円

何度も訪問する人は、1年分を払えば、500円で一年間訪問できます。

基本的には、フェリーなどの運賃に上乗せされます。

1年分を払う場合は、訪問予定日の前月10日までに、市役所、宮島支所、大野支所のいずれかで納付します。

宮島訪問税などの地域独自の税は、「法定外普通税」といいます。

これにより、それぞれの自治体にあった税制を新設することができます。

ただ、その種類は多くなく九州では、太宰府市の「歴史と文化の環境税」というものがあります。

これは、一時有料駐車場の利用者に課税されるようです。

このように、地域独自の税金があり面白いです。

旅行の際は、ぜひ確認してみてください。

2023-05-23 by tokuda