個人事業の申告漏れランキング(令和4年事務年度)

毎年恒例「所得税及び消費税調査等の状況」が2023(令和5)年11月に公表されました。

令和4年事務年度は2022(令和4)年7月~2023(令和5)年6月までの期間です。

このレポートの中に「事業所得を有する個人の1件当たりの申告漏れ所得金額が高額な上位10業種」があります。

これは毎年楽しみです。

令和4年事務年度

国税庁ホームページより引用

「経営コンサルタント」なんと昨年に続き2連覇です。

おめでとうございます。

「経営コンサルタント」といっても範囲が広すぎます。

きちんと仕事している人がほとんどだと思います。が

「税理士が教えてくれない節税の方法」や「社会保険労務士がおしえてくれない社会保険の節約術」などがとてもお得意の方もいらっしゃいます。

節税スキームを否認されたのでしょうか?

それとも、売上除外?

いずれにしてもコンサルティングするなら我が身ぐらいキレイにしておいてほしいですね。

過去の事務年度

国税庁ホームページより引用

近年は「経営コンサルタント」が絶好調です。

風俗業やキャバクラが元気がありません。

最近は、ちゃんと申告する風潮なのかもしれませんね。

昨今は、何事も不寛容な時代です。

真面目で誠実に仕事をすることが、ビジネスの成功への近道のようです。

(参考)

国税庁 令和4事務年度における所得税及び消費税調査等の状況について

個人事業の申告漏れランキング(令和3年事務年度)

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