コロナで苦しむ事業者に新たな支援金|事業復活支援金

新型コロナウイルス感染症の影響で、売上が減少した中小企業や個人事業主に支援金が支払われることになりました。詳細については、まだ最終決定されていませんが、実施計画書を参照し、書いてあることを簡単にまとめてみました。

中小企業庁|実施計画書

熊本 税理士 事務所
2021/11/25 事務所沿いの通り(学園大通り)

1. 概要

新型コロナウイルス感染症の影響で、2021年11月~2022年3月のいずれかの月の売上が30%以上減少した中小企業や個人事業主が対象となり、年間売上高や減収率によって最大250万円が支給されます。

また、地域・業種は問いません。

2. 給付額

日本経済新聞によると、年間売上高・減収率によって区分され、それぞれ下記の金額が支給されるとのことです。

年間売上高5億円の会社が、2.5億円ぐらいの売上に減少なので、月間売上高4,166万円から2,083万円への減少です。

この減少に対して月当たり50万円の支援ということです。

これってどうなんですかね・・・

月間売上高は対する1ヶ月当たり支援金額は、下記の通りです。

支援金はありがたいけど、なかなか世知辛いですね。

3. 給付要件

・新型コロナウイルスの影響で売上減

・2021年11月~2022年3月のいずれかの月で、売上が30%以上減少

地域や・業種は問いません。

単月で大きい減少があったけど、他の月は大丈夫!という事業者にとってはかなり嬉しいです。

4. 申請書類

・確定申告書

・売上台帳

・本人確認書類の写し

・通帳の写し

・その他中小企業庁が必要と認める書類

まだ、曖昧なところです。

5. 申請方法

電子申請

ただし、支障がある申請者の申請サポートはするとのこと。

6. 私見

2021年11月現在、コロナの感染者数はかなり落ち着いていますが、支援金を受けることができる事業者は、大変な状況にあると思います。

慢性的に売上減少の状態にある事業者にとっては、全然足りないような気はします。

一方、徐々に回復してきている事業者であれば、微力ながら支援金が助けになるのではないでしょうか。

(投稿者)

徳田貴久

徳田貴久税理士事務所

熊本県熊本市中央区大江6丁目20-6-2F

tokuda@tokudaoffice.com

徳田貴久税理士事務所
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